訪問診療・在宅医療Home medical care

在宅医療への思い

私のは脳内出血に倒れ、救急病院、リハビリ病院を経て、要介護4の介護生活となりました。私はケアマネージャーさんと連携をとりながら、医師として、自宅で、父の介護と在宅医療を行いました。

脳内出血後のリハビリは医療保険が適応される期間に制限があったり、介護保険内では他のサービスを受けるとリハビリ時間が制限されてしまったり、医療・介護保険の仕組みは私ですら強く難しさを感じました。

しかし、ケアマネージャーさんから丁寧な説明とアドバイスをいただきながら介護サービスを利用することにより、負担をあまり感じることなく、在宅介護を行うことができました。

最期は肺炎を患い自宅で看取りましたが、「介護サービス」「在宅医療」を利用したことで、父らしい最期をむかえることが出来たと思っています。

私自身の経験を通じて、在宅医療を必要とする方やそのご家族にわかりやすく、納得できる介護・自宅療養を送っていただきたいと思っています。そのためにも、ご家族様と介護スタッフ、そして我々医療スタッフが協力しながら、在宅医療に取り組んでまいりたいと思います。

やぶきクリニック 矢吹 輝

在宅医療のメリットMerit

通院が困難になっても、患者様のお宅に医師が定期的にお伺いし、診療を行います。
定期訪問に加え、緊急時には必要に応じて緊急往診も行います。

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通院の手間、
待ち時間いらず
医師がご自宅を訪問して診察するので、通院の手間や待ち時間など通院が困難な方にとってご負担がかかりません。

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ご自宅で点滴や
各種検査も可能
ご自宅にいながら血液検査や酸素療法、点滴を行うこともできます。

<在宅で可能な検査>

  • 血液検査・尿検査・便検査など
  • 心電図検査
  • CTやMRIなど精密検査が必要な場合には、
    近隣の提携医療機関をご紹介いたします。

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専門家のサポートが
可能
ケアマネージャー、訪問看護師、訪問リハビリ等、医療・介護の専門職と連携をとりながらサポートいたします。

訪問診療を利用するまでの流れFlow

01

お問い合わせ・相談

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当院に直接お問い合わせいただくか、担当のケアマネジャーがいらっしゃる方は、ケアマネジャーにご相談ください。
現在の症状や状況を簡単にお聞きします。

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02

初回面談

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患者様・ご家族様と面談し現在の状態をお伺いし、在宅診療についての説明をさせていただきます。

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03

訪問診療開始

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当院からの説明にご理解いただきましたら、定期的に月1回以上の訪問を行います。
訪問診療についてのご相談につきましては随時当院までお問い合わせください。

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他の医療機関・介護事業所との連携について

ご自宅での治療療養では、時に急な入院が必要になったり、様々な介護サポートを要する場合があります。
当院では、他の医療機関や介護事業所との連携を密にとりながら、安心して在宅医療を受けていただける体制を整えております。
ご不安な方は当院までお尋ね下さい。

医療機関の連携

ご利用の対象となる方・費用などDetails

対象者
通院困難な患者さんであれば、どなたでも訪問診療を受けることができます。
まずは、気軽にお問い合わせ下さい。
対象地域
大阪市城東区、都島区、旭区 近辺
訪問診療日
月~土(時間は要相談)
費用
月2回の診療・健康保険1割負担の方の場合、月額5千~7千円程度です。
病状や保険の負担割合により個人差がありますので、詳細はご相談ください。

    以下は別途費用となります。

  • 特殊な医療管理(検査など)、緊急往診をした場合
  • お薬代(お薬は原則として院外処方箋を発行いたします)

よくあるご質問FAQ

「訪問診療」と「往診」の違いを教えてください。

「訪問診療」とはあらかじめ予定された日程(毎月1~2回程度)でご自宅に診療に伺う診療形態です。ご自宅で急病が発生した場合に医師が訪問するのを「往診」といいます。「訪問診療」を受けている患者様に急病が発生して診察した場合には「往診」となります。

どのような状態の人が「訪問診療」の対象となるのですか?

高齢で歩いての通院できない、介護してくれる人がいなくて通院が困難、体が不自由で自力での通院が難しい、そんな方に訪問診療をお勧めしています。お薬の処方には原則として医師の診察が必要なので、自宅で診察を受けることでお薬の治療を継続することができます。

「訪問診療」を受けたい場合、最初はどうしたらいいですか?

まずは当院まで連絡ください。現在の患者様の様子を伺い、訪問診療が可能かどうかの判断をさせていただきます。介護を受けている方は担当のケアマネージャーさんを介して連絡いただいても大丈夫です。

高齢により通院だけなく自宅での生活にも不安がある場合はどうしたらいいですか?

医師の診察を訪問で行うのと同時に介護保険を受ける準備をする必要があります。介護保険利用には介護審査を受ける必要がありますが、その準備も当院へご相談ください。介護の申請に必要な情報提供やケアマネージャーの紹介など、介護保険に関する様々な相談にも対応しております。

現在かかりつけ医がある場合「訪問診療」を受けることができますか?

現在のかかりつけ医療機関が訪問診療に対応していない場合などは対応可能です。医療継続が必要であるため診療情報をいただく場合があります。

訪問診療にかかる費用はどれくらいですか?

月2回の診療・健康保険1割負担の方の場合、月額5千~7千円程度です。採血などの医療行為が加わると増額されます。

訪問診療にかかる費用の支払いはどうすればいいですか?

毎月の診療代は翌月に請求させていただきます。お支払いは以下のいずれかの方法でお願いします。
1.当院受付にて支払う
2.訪問時に支払う
3.お振込み

訪問診療を受けているときお薬の処方はどうなりますか?

お薬の処方箋(しょほうせん)を発行しますので近くの薬局でお薬を処方してもらいます。お薬を薬局まで患者様が取りに行けない場合はご家族やヘルパーさんに依頼したり、薬局の在宅管理を依頼することで投薬が可能です。往診など緊急な場合は当院で処方する場合もあります。

訪問診療を受けているときに検査をうけるときはどうしたらいいですか?

血液検査や心電図検査は自宅でうけていただけます。レントゲン検査が必要な場合は当院までご来院いただいて検査を行っています。その他CT、MRI検査が必要な場合は検査をうける病院を紹介させていただきます。

いつまでも元気にTo home patient

ご年配の患者様の多くは食べる量が減ったり、体を動かす活動量が減ることでより一層体力が弱る傾向にあります。
我々は体力が弱った方の「食べる」と「動く」をしっかりサポートすることが更なる体力低下を予防し、「寝たきり予防」につながると考えております。
「食べる」「動く」をしっかりサポートするために「弱る気配」のある患者様には管理栄養士による食事サポートと理学療法士によるリハビリを積極的に導入し、いつまでも元気に療養していただきたいと思っております。

当院では食事指導、理学療法士による訪問リハビリも行っております。(ご相談は当院まで)

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